映画やドラマ、舞台で活躍を続ける俳優の大森南朋さん(53)。冷徹なファンドマネージャーを演じたドラマ『ハゲタカ』(NHK、2007年)で注目を集めた。映画『アウトレイジ最終章』(2017年)など強面の役で存在感を発揮する一方で、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(2020年、TBS系)では家政夫役のコミカルな演技が話題に。現在、放送中の古沢良太さん脚本のドラマ『ラムネモンキー』(フジテレビ系、水曜午後10時~)では、トリプル主演の1人を務める。演じるのは、売れない映画監督の藤巻肇(51)。物語は、現在と肇たちの中学生時代である1988年が交錯する構成で、80年代後半カルチャーもたっぷり描かれる。肇に共感するところも多いという大森さんに、役作りや作品への思いを聞いた。(取材・文:婦人公論.jp編集部)
かわいい中学生でした
中学生の頃は、特に不良でもなく、取り立てて勉強ができるわけでもなければ運動ができるわけでもない、かわいい男の子でした(笑)。テレビを見たり、音楽を聴いたりすることは好きで、不良に流行っている曲を教えたこともありました。
小学生の頃は漫画家になりたかったこともあるし、ロックバンドを組んでロックスターになりたいと思っていた時期もあったんです。
中学生のころがいちばん、何も考えていなかったかもしれない。
家でこたつに入って、ずっと漫画を読んでいました。週刊少年ジャンプの『キン肉マン』とか好きでしたね。