日本尊厳死協会発行のリビング・ウイル(人生の最終段階における事前指示書)を補完する「私の希望表明書」には(1)と(2)があり、ともに日本尊厳死協会のHPからダウンロードできる。(2)では「私が大切にしたいこと」に関して「医療・ケアについて」など6項目を選択式で記載できる。自由記述欄も
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延命治療の希望は、どう書いておく?
終末期の延命治療の内容は多岐にわたりますが、大きく分けて以下のことを指すのです。
口から十分な量が食べられなくなったときの胃ろう、経鼻チューブなどによる人工栄養、自発呼吸が難しくなったときの人工呼吸器や気管切開、さらに腎不全に陥ったときの人工透析、心肺停止時の心肺蘇生など。
それぞれについて、どんな状況なら行い、逆に行わないのかを記しておくこともできますが、わからなければ、もっとシンプルに「痛いのは嫌だ」と書いてもいい。なかには「ワシはよう決めんから妻に任せる」と書いた人もいました。それもすべて、本人の意思の一つです。
気持ちは、年齢やそのときどきの状況で揺れ動くものですから、その都度、撤回しても書き換えても構いません。まずは現在の気持ちを書いてみる。
自己流でもいいのですが、日本尊厳死協会が監修している『リビングウイルノート』を参考にすると、書きやすいと思います。
「リビング・ウイル」を書くのは、何歳からでもOK。一般的には人生の折り返し地点(これも考え方はいろいろですが)、50歳を超えたら一度書いてみるとよいのではないでしょうか。私は53歳のときに書きました。