「正しく怒る」ということ
今回のドラマは「正しく怒る」「正しく不機嫌でいる」がキーワードです。
一般的に、怒って声をあげるのって、ネガティブに受け取られがちじゃないですか? 「怒ったら負け」みたいな謎の理屈が、日本の社会には根深く存在している気がしていて。
でも私はそうではなく、怒ることの価値とか、なぜその人が怒ったのかという経緯や構造までもう少し目を向けてもいいと思っていて。怒ることをやたらとネガティブに扱う社会に、どこか暗いものを感じています。
実際、『虎に翼』本編でも、ずっとそのことを主張してきました。
それでも怒ることに対してのネガティブな感情は、今も社会にしっかりと残存している。
ただし油断すると、怒りは暴走して、独りよがりになったり、誰かを踏みつけることにもなりかねない。
だからこそ、必要なのは「正しい怒り」。
そんなメッセージが伝わるといいな、と思っています。