年金の本質
サラリーマンであれば平均的には1人あたり月額で約15万円程度の年金が支給されます。共働きで2人とも厚生年金に入っていれば、給与の額によって変わりますが大雑把に言えば、この倍の約30万円になります。
また夫婦のどちらかが働いていない場合、いわゆる専業主婦(夫)で世帯主の被扶養者になっている場合は、その専業主婦(夫)については基礎年金部分だけが支給されますので月額で約23万円になります。(※令和7年度年金額改定 厚生労働省より https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/001383981.pdf)
この金額が多いか少ないかは、その人のライフスタイルによって変わってくるでしょうが、厚生労働省が調査した「2023年 国民生活基礎調査」によれば、収入に占める年金の割合が100%という世帯が41.7%となっていますから、年金収入だけで暮らしている世帯が半数近くあるということになります。これが終身で支給されるという安心感は、とても大きいのではないでしょうか。年金の本質は“保険”なのです。
※本稿は、『知らないと損する年金の真実 - 改訂版 2026年新制度対応 -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『知らないと損する年金の真実 - 改訂版 2026年新制度対応 -』(著:大江英樹、大江加代/ワニブックス)
日本人の多くが勘違いしていた「年金」の真実を明らかにし、大反響を呼んだ新書の改訂版。
新たに法改正の時期を迎えた年金制度の解説など、大幅に加筆修正しました。
年金制度に何となく疑問を持っている、まもなく定年を迎える、老後のお金で失敗したくないなど、多くの方にとって必読の一冊です。






