還暦を迎えたら人生2周目が始まる
『アンパンマン』を生み出したやなせたかしさんと暢さんご夫妻をモデルに描いた『あんぱん』は、たくさんの方々に愛していただき、心から感謝しています。
中でも「一生懸命生きてきたのに、自分は何者にもなれなかった」と、のぶが正直な気持ちを夫である嵩に打ち明けるシーンに対する反響が大きく、「私ものぶです」という声が番組にたくさん寄せられました。
あのシーンは同窓会で会った友人の「私にも夢があった。でも結局のところ、何者にもなれなかった」という言葉から生まれたものでした。
私がのぶの生き方を通して伝えたかったのは、時には自分を犠牲にして誰かを支え、一生懸命に生きてきた女性たちに誇りを持ってほしい、ということだったのです。
先日上梓した『60歳からの開運』にも書きましたが、人は60歳で1周目の人生を終え、2周目の人生に突入します。そして2周目の人生における運気をアップするためには、自分は1周目の人生ですべきことはやってきたという自信が不可欠なのです。