カギは「美容の習慣」

メイクが顔の表面を彩るとしたら、そのキャンパスである肌をかたちづくるのは「美容の習慣」です。

たとえば、肌がパサついているのも、疲れて見える原因の1つです。ツヤやハリは、人の印象をイキイキしたり、みずみずしく見せる大事なポイントだからです。

「パサパサ」を「みずみずしく」に変えるには、まず保湿から。肌を化粧水で保湿して、やってみて肌が潤ったり、プリっとしたりしている感覚を覚えておいてください。

忙しい毎日の大人の美容は、めんどくささが勝ってしまいがちなので、潤った感覚を忘れずに、継続して徹底的に保湿しましょう。

そして、美容という面では、マッサージも大事。血流がよくなれば、血色もよくなります。

たるみ、クマをメイクで整える前。著者Instagram(@yuta_caroys)より

私がヘアメイクの仕事を通してこれまで見てきた女優やモデルたちも、決して何か特別なことをしているわけではありません。忙しい日でも鏡の前で数分マッサージをしたりして、自分の顔に触れる時間をつくる…。その積み重ねが、「疲れて見えない顔」を支えています。

最近はYouTubeなどでも、「クマ・たるみ解消」に関するマッサージの動画も多く流れていますよね。

たるみ、クマをメイクで整えた後。著者Instagram(@yuta_caroys)より

こうしたケアに、血流を促し、むくみを流す効果があると思いますが、1つ気をつけてほしいのは「やりすぎず、少しずつ続けること」です。

強く押したり、長時間やりすぎたりすると、かえって肌への負担になることもあります。目もとの皮膚はとても薄いため、「さする」「流す」「軽くトントンする」くらいのやさしい圧で、毎日少しずつ続けることがポイント。

むしろ「疲れて見える」を美容の面で解決していくには、まずマイナスの習慣をやめることを意識したほうがいいかもしれません。美容はやった分だけ返ってくる、究極のわかりやすい自己啓発ともいえます。逆にいえば、継続できないと、その代償は大きいとも…。

かつての私自身もそうでしたが、たとえばメイクを落とすのがめんどくさくて、そのまま寝てしまったりすることもありました。ただ、これも、女優やモデルは絶対にしません。

彼女たちは寝る前にメイク落とさないことによるダメージがいかに大きいかというのをわかっているからこそ、しんどくても必ずやるようにしているのです。