医師から告げられたのは…
明くる日もラジオに出演しましたが、声は張れないし、体はふらふらだし、血圧は高い。それにスタジオのドアが閉まってギューッと密閉される感じが気持ち悪く感じたんです。同じように、飛行機や新幹線のドアが閉まるとなんだか不安を感じるようになって。
その後、別の病院で診察を受けたところ、医師から告げられたのは「パニック症(障害)」。ストレスなどの自律神経の乱れで、動悸や呼吸困難などの発作が突然起こる病気です。医師からは「治す薬はないです。とりあえずきょうこの薬を持って帰ってもらいますから、なんかあったら1、2錠飲んでください」と言われて。
20年前はあまり知られていなかったので、初めて聞く病名でした。今も全快というわけではなく、長い時間乗り物に乗ったり、せまいところに閉じ込められたりすると気分が悪くなる。雨の日に電車が駅間の変なところで停車するのも苦手で…。高速道路に乗ってから次のインターチェンジで降りるまでのわずか10分のうちに発作が起きたこともありました。いつもスーツの内ポケットに薬を2、3錠入れて持ち歩いてます。
実は芸能界をやめたある後輩も同じ病気を患っていて。「10年ぐらいこの病気とつき合っとりますが、まだまだです。なんでも聞いてください」と言ってくれました。