2025年5月、所属するペルージャが欧州チャンピオンズリーグ初優勝。石川選手はチームメイトと喜びを分かち合った(写真提供:REX/アフロ)

強さと人気を兼ね備えたチームに

今の夢は、世界トップのプレーヤーになり、日本代表チームで金メダルを獲ることです。そのためには選手として、主将として、学ぶべきことがまだたくさんあるので、立ち止まっている暇はありません。

目標とする選手はとくにいませんが、元ブラジル代表のブルーノ・レゼンデ選手のキャプテンシーは尊敬しています。彼はコートで情熱や闘志を前面に出し、それがチームにもいい影響を与えていた。彼の姿を見ていると、僕もそうなりたいなと思うんです。

僕はチームの主将を何度も務めさせてもらっていますが、根は負けず嫌いな自由人なので、人を率いるのが向いているタイプとは言えません。事実、小・中学校時代は主将に指名されるのが嫌で仕方なかった。

でもある時、プレッシャーや責任感といった負荷がかかった状況になるほど、成長していると気づいたんです。僕は追い込まれた時、やるしかない時こそ力を発揮できるんだな、と。