活動は「絵本サロン」「出張絵本サロン」へと広がり、その間に届いた絵本は23万冊。その活動報告を、2012年のIBBYロンドン大会で行った時、世界中の児童書関係者が泣きながら耳を傾けてくれました。

期間を10年と決めてスタートしたこの活動は、その役目を終えました。絵本にずっと関わってきたのは、この時のためだった。そう感じる場面がどれほどあったことか。

今になって思います。もし、「すえもりブックス」を手放さなかったら、こういうことは起こらなかったと。

何かを手放した時、その状況から逃げ出さなければ、先がある。失って、満たされることが人生には起こるものです。そうです、きっと、これからも。