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知っておきたい「金」の意外な一面
実は「激しく動く」ことも
金は、本当に「いつでも安心な右肩上がりの資産」なのでしょうか。
金には、「安全資産」としての顔がある一方で、実は短期的な利益を狙う投資家たちが集まる「投機対象」としての顔もあります。
「これからもっと上がるはずだ!」という期待感で一気に資金が集まり高騰すると、今度はその反動で「今のうちに利益を確定させておこう」という売りが連鎖し、価格が急落することがあるのです。
記憶に新しいところでは、今年1月下旬からわずかな期間で、金価格は10%を超えて急落しました。
さらに過去にさかのぼってみます。
たとえば、2013年には年間で約28%も価格が下落しました。
この年の金のリターンは、表に示した6つの資産クラス(資産の種類)のなかで最低でした。
一方で、年間で約24%、上昇した2020年のような年もあり、上にも下にも価格が大きく動いてきたことが見てとれます。
「金を持っていれば安心」と思い、ほとんどの資金を投じていたら、こうした急落に直面した際に一時的に資産が大きく目減りすることになります。
中には、不安から運用を続けられなくなる人もいるでしょう。