(イラスト:なめきみほ)
美容の世界は日進月歩。若い頃に覚えたスキンケアやメイク法などを、何十年も変えずに続けていてはもったいない。大人ならではの美容法を見直してみませんか(イラスト:なめきみほ)

Q. 日焼け止めが必要だとわかっているけれど、肌の負担になっていないか心配です

昔の常識は今の非常識、ということが多々あります。子どもの頃、日焼けは健康にいいといわれていましたよね?これは、年間の日照時間が極端に短いアイルランドで、ビタミンD不足による骨の病気が頻発したことをきっかけとした、誤った認識だったそうです。

今の紫外線に対する常識は「百害あって一利なし」。紫外線が遺伝子を傷つけてしまうため、シミやシワといった肌のトラブルだけでなく、健康にも影響を及ぼすことがわかってきたからです。

ビタミンD不足は、わざわざ日焼けをしなくても、食事による栄養摂取や日常的に浴びている紫外線で十分補えるとのこと。

ゆえに今では、子どものときから紫外線対策をするのが常識となっています。日焼け止め自体もこの数十年でめざましく進化しました。

20代の頃は、私もよく日焼け止めで肌が荒れていましたが、それは紫外線散乱剤である酸化チタンの粒子が粗く尖った形状をしていたなどの理由のため。

今では、「キュレル」のようにUVカット成分をセラムカプセルで包み込んで肌に直接触れないようにしたり、「薬用雪肌精」のように美容液成分をたっぷり配合し、肌本来のバリア機能を底上げして肌を守ったりするものが主流になっています。