高石あかりの演技に衝撃
――熊本編の撮影の思い出や、印象的だったシーンを教えてください。
共演者の皆さんと一緒に演じていく中で、丈は若干開放的になったかなと(笑)。特に、司之介さん(岡部たかしさん)とフミさん(池脇千鶴さん)からは受け取るものが多く、そこにおトキさん(高石あかりさん)とヘブン先生が加わると、お芝居に見えないぐらい家族に見えるのがすごかったです。
高石さんは、僕と同じ年ですが、学べることも多いです。特に印象的だったのは、22週でおトキさんから赤子ができたと告げられるシーンです。おめでたい気持ちもありつつ、フィリピンへ行く話があるヘブン先生のことを想い、「だけん言えんの!!」と感情を爆発させてからのお芝居は、完全に「食らった」と思いました。
ヘブン先生を強く想っているからこその葛藤がすべて伝わってきて、すごく衝撃を受けたし、同じ役者としてちょっと悔しい気持ちもありました。
――最終盤に向けて、視聴者の方にメッセージをお願いします。
丈は、兄貴が亡くなった後も、ずっと兄貴を忘れることはないと思います。そして、誰かに言われたわけでもなく、丈は自分なりの形で兄貴の跡を受け継いでいくことになります。きっと、兄貴が見ても恥ずかしくないような生き方をしているんじゃないかと。
実は、僕自身も台本を読んで驚いたのですが、最後にもう一度、兄貴の面影を感じられるような出来事が起こります。
「兄貴のように」というセリフもあるのですが、そんな丈の思いが色濃く出てきますので、そこも見ていただければと思います。
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朝ドラ通算113作目となる『ばけばけ』は、明治時代を舞台に、怪奇文学作品集『怪談』で知られる小泉八雲の妻、セツをモデルにした物語。ヒロインの松野トキ役を高石あかりさん、夫で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたレフカダ・ヘブン役をトミー・バストウさんが演じ、怪談を愛する夫婦の何気ない日常を描きます。
トキの父・司之介を岡部たかしさん、母・フミを池脇千鶴さん、トキの祖父 ・松野勘右衛門を小日向文世さん、ヘブンをサポートする錦織友一を吉沢 亮さんが演じます。脚本はふじきみつ彦さんが担当。主題歌は、ハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』。
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
●総合 午後0時45分~1時00分(再)
※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 ふじきみつ彦
【出演】髙石あかり/トミー・バストウ / 吉沢亮/北川景子/ 岡部たかし/ 池脇千鶴/ 小日向文世