タイトル『没頭飯』の意味

タイトルの『没頭飯』の意味は、とてもシンプル。

『没頭飯』(著:鈴木もぐら/ポプラ社)

人ってなにも食べずに生きていくことはできないじゃないですか。

どうせ食うんだったら、没頭するくらい楽しく飯を食った方が得じゃないか、っていう。飯からは逃げられません。逃げられないものだからこそ、ちゃんと向き合ったほうがいいよね? そんな感覚です。

出来上がった本の印象としては……とにかくイラストがかわいい。そのうえで中身は”グルメ本”というより、食を入口にした“人生の記録”みたいな内容になっています。

食べ物の話をしているようで、家族のことだったり、育ってきた環境だったり、今の仕事につながる話が出てくる。

”食”をテーマにしつつも、書いていくうちに「ああ、こんなふうに今の自分はできているんだな」と整理されていくような感覚がありました。