必ずしも若い美女とは限らない?
青森県では、出会った人間に赤ん坊を抱かせるという姑獲鳥(うぶめ)と同じような性質が伝えられる。
また、ある美女が男のもとへ嫁いできたが、風呂に入るのを嫌がり、無理やり入れたところ、つららの欠片だけを残して消えてしまったという話もある。
雪女に類する妖怪は、必ずしも若い美女とは限らない。
鳥山石燕の妖怪画本『今昔百鬼拾遺』や、石燕の妖怪を模写した『怪物画本』に描かれている白粉婆(おしろいばば)は、酒瓶を持ち、顔一面に白粉を塗りたくった姿が特徴的だ。
※本稿は、『ムー特別編集 図説 日本の妖怪百科』(ワン・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
『ムー特別編集 図説 日本の妖怪百科』(著:宮本幸枝/ワン・パブリッシング)
日本全国のいたるところに棲息する数多の妖怪たちを、ジャンルごとに紹介。
河童や人魚、小豆洗いなど、だれもが名前を聞いたことがある有名妖怪から、ぬらりひょん、アマビエ、ぬっぺふほふといった、正体がよくわからない謎の妖怪まで、7つのジャンルに分けて、詳細に解説しています。




