全身黒ずくめの私

あぁ、やってしまった……。

ゴージャスなピンクのドレスに身を包んだマダム・ヴォルフと、これまた素敵な色のドレスを纏ったゾフィー様の横で、全身黒ずくめの私は、果てしなく落ち込んだのでした。
完全に埋もれるという、なかなかの惨状です。

案の定、
「越乃さん、ちょっと地味です」
と、即ご指摘が。

「ですよね……」
わかっています。
痛いほどに。

2度あることは3度ある。
そんな言葉が頭をよぎります。
久しぶりに本気で落ち込みました。
撃沈という言葉がぴったりの瞬間でした。
 

千秋楽後の楽屋にて