林裕太との芝居が楽しい

<シマケンの親友が、林裕太演じる槇村太一だ。陽気な性格で、会話に時々英語を挟む>

槇村役の林裕太くんとは、初日で仲良くなって、もう3回ぐらい食事に行きました。すごくやりやすいですね。裕太くんとは共通の友人がいます。

友人の言葉を借りると、「裕太の芝居は、いい意味で、こちらが用意してきた芝居のテンポをぶち壊してくれる」んです。「このセリフならこう言うよね」というのが全くない。めちゃめちゃ不器用で、裕太の芝居を受け止めるだけでこちらの演技も引き立つような感覚があります。裕太と2人でお芝居をするシーンはめちゃくちゃ楽しい。カメラのアングルが変わるたびにいろんなお芝居を見せてくれる。

佐野晶哉さん、林裕太さん(『風、薫る』より)
(『風、薫る』/(c)NHK)

撮影が終わった後に、2人で帰りながら「この芝居良かったよね」とか無駄に褒め合います(笑)。「もっとこうできたらいい」とか「このセリフはこう言ったらいい」とかプライベートでお芝居の打ち合わせをしてから、撮影に臨める相手はこれまでいませんでした。いい関係を築けています。