けれど、ずっとそばで見ていれば安心とは限りません。一瞬目を離した隙に、何かにつまずいて転倒し、足を骨折してしまうこともある。
介護はいつまで続くかわかりません。5年、10年と家に閉じこもって介護をしているうちに、自分の足腰も弱ってしまい、ようやく介護から解放されたときにはもはや旅なんて楽しめない体になっている可能性も十分にある。
長丁場だからこそ、「何かあったら、そのときはそのとき」と割り切って、自分のストレスを解放する旅に出かけたほうが、煮詰まらずに続けられるのではないかと思います。
夫がリタイアした家庭では、妻が家を空けると「俺の昼飯は?」なんて文句を言うけしからん輩もいると聞きますが(笑)、もはや時代は令和ですからね。たとえば、「毎月第1金曜日は丸一日外出します」と宣言し、その日は夫に自立してもらいましょう。
それで日帰り旅に出かけて、日々の生活で溜め込んだストレスを発散し、スッキリした笑顔で帰宅すれば、自分も家族もハッピーになれるはず。道の駅で買ってきた美味しい佃煮を晩酌のつまみにでも出せば、夫もまんざらではない気分になってくれるかもしれません。





