“最高を超える山田錦”を原料に
2023年の「最高を超える山田錦プロジェクト」グランプリを福岡県ウィング甘木の北嶋将治さん(中央)が受賞。左から桜井一宏社長、桜井会長、北嶋さん、準グランプリの岡山県国定農産の国定俊彦さん、漫画家で審査員の弘兼憲史さん
(写真提供:株式会社獺祭)
(写真提供:株式会社獺祭)
――日本橋三越で行われるイベントでは、特別な「獺祭」を用意されるのですか?
5月13日から2週間、日本橋三越で開催する「アートと獺祭、獺祭とアート」では「北嶋米使用 獺祭 磨きその先へ」を発表します。「北嶋米」というのは、福岡県朝倉市(旧甘木市)の米農家・北嶋将治さんが作った山田錦です。
北嶋さんが作る特別栽培米「君不知」(撮影:本社 武田裕介)
「獺祭」では「日本の農家に希望を持ってほしい」という思いから、全国の米農家が栽培した山田錦の品質を審査し、グランプリと準グランプリを表彰する「最高を超える山田錦プロジェクト」を開催しています。2019年の第1回以降、昨年度で第7回を数えたこのコンテストで、唯一、2度のグランプリに輝いているのが北嶋さんです。お話を聞けば、伸びた苗を踏む、田んぼから水を抜く、海水を引き入れる……などなど、美味しい米を作るためなら手法を選ばず、非常に独創的で“破天荒”ともいえる試行錯誤を重ねています。
「北嶋米使用 獺祭 磨きその先へ」は、そんな北嶋さんの“最高を超える山田錦”を原料に、私ども「獺祭」の技術の限りを尽くした一本です。精米歩合は、まさに究極といえる15%を実現しました。