獺祭×漫画家×生産者のトークセッション

獺祭の桜井一宏社長

会期初日の5月13日にはプレスプレビューが開かれ、獺祭の桜井一宏社長がイベントの見どころを紹介。その後、桜井博志会長と「島耕作」シリーズで知られる漫画家の弘兼憲史さん、酒米生産者の北嶋將治さんのトークセッションが開かれました。

檀上左から桜井博志会長、弘兼憲史さん、北嶋將治さん

弘兼さんは「獺祭」の酒蔵がある山口県岩国市出身。岩国市の有名なアーチ橋「錦帯橋」を描いたオリジナルラベルを手掛けています。また4月には「獺祭」の原動力に迫るビジネス漫画『懲りない親父、世界へ挑む-獺祭 進化する伝統』を上梓。三菱重工と共同で宇宙空間での清酒醸造を成功させるなど、革新を続ける「獺祭」の歩みを描いています。

会場で販売されているビジネス漫画『懲りない親父、世界へ挑む-獺祭 進化する伝統』(中央公論新社)

3人は以前から親交があり、弘兼さんは漫画『黄昏流星群』で農家の恋愛を描いた回の取材のために北嶋さんのファームを訪れたことで知り合ったといいます。

弘兼さんはその際のエピソードについて「北嶋さんは田んぼに海水を入れたり、梅干しを入れたり、従来の常識とは異なる方法で米作りをしていたので仰天しました」と回想。

弘兼憲史さん

これに対し北嶋さんは「8年ほど前の大雨で地元が被害を受けた時に、水に浸かり処分に困った梅干しがあったので、田んぼに入れました。おにぎりを食べた時に最初から梅干しの味がするんじゃないかなとか、そういう感覚で入れてみたんです。海水はミネラルが豊富なので、米のいい味を出してくれています」と明かしました。