天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。
村重の謀反を信じられなかった信長
大河ドラマ「豊臣兄弟!」第22回は「播磨大誤算」。
同ドラマにおいて摂津国の武将・荒木村重はトータス松本さんが演じています。
天正6年(1578)10月、村重は突如として信長に反旗を翻しました。
『信長公記』(信長の家臣・太田牛一が著した信長の一代記)によると、当初、信長は村重の謀反が信じられなかったようで、説得の使者(松井友閑・明智光秀・万見仙千代)を派遣しています。
