経済ジャーナリストの荻原博子さんが、お金に関するお得な情報をわかりやすく解説する連載「トクする!荻原博子のマネーNEWS」。今回は「エアコンの《2027年問題》」です。(イラスト:さかがわ成美 「婦人公論」2026年7月号より掲載)

エアコンの《2027年問題》

みなさんは、エアコンの「2027年問題」をご存じですか?

来年4月から家庭用エアコンの省エネ基準が大幅に上がり、最大で約3割の消費電力削減が求められることに。そのため、4月以降にメーカーが出荷する新基準のエアコンの価格が現在の1.5~2倍になるかもしれないという問題です。

今売られている安価なエアコン(スタンダード機)のほとんどが新基準を満たさないため、製造・販売されなくなり、新たに購入する人は、高いエアコンを買わなくてはならないかもしれません。

もちろん、新基準のエアコンは省エネ効果が今より高く、電気代は安くなりますが、一家に一台どころか各部屋に設置しているご家庭も多く、すべてを新基準にするとかなりの出費になりそう。

では、どうすればいいか。買い替えを考えているなら、年内がいいでしょう。多くのメーカーが2~3月、10~11月に新モデルを出すので、この時期は一つ前のモデルが「型落ち」ということで安くなります。加えて、夏前には低価格エアコンの「型落ち」が出やすく、設置工事も混み合わないのでおすすめです。