「大儀であった」と功績をたたえる信長

半兵衛は小一郎に、松寿丸を菩提山城へひそかにかくまうと約束。そのうえで、自ら信長のもとへ向かいます。

(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

信長に差し出した首桶について、「小寺官兵衛が子、松寿丸の首にござりまする」
と報告する半兵衛。

信長は首桶の中をのぞくと、「丁重に葬り、供養させよ」と命じます。

さらに、「損な役目を、よう引き受けてくれた」とねぎらう信長。

半兵衛は静かに、こう答えました。

「むしろ、得をした心持ちでござりまする」

「これまで戦った中で最も手ごわき相手でござった…。そして、最も面白き戦でござりました」

そして「上様。これで、お別れでござりまする」「天下一統のお役に立てず申し訳ございませんでした」と、信長に別れを告げます。

それに対し信長は鋭いまなざしで半兵衛を見据えながら「竹中半兵衛。大儀であった」と功績をたたえたのでした。