でも、十分に言葉のキャッチボールをして、考え抜いた末に出てきたものだったら、どうですか。お父さんなりの葛藤や逡巡を経ての結論です。家族もその意見を尊重してあげたほうがいいと思いますよ。

人は、常に「快適」なことを選びたがる生き物です。お父さんにとって、友達といるほうが快適なら、「麻雀」に代わるものを一緒に考えるのも手でしょう。雀荘という密な空間が不安なら、仲間と外を散歩したり、お弁当を食べたりすることを提案するとか。家ですることがないのなら、何か仕事を作ってあげるとかね。そこは、お母さんと知恵を絞りましょう。

血のつながった家族であっても、価値観が違うのは当たり前。平時にはやり過ごせても、今回のコロナ禍のような非常時には耐えられない、許せないと感じることもあるんです。「こう言えば出かけなくなる」という魔法の言葉などありません。時間をかけて話し合い、落としどころを探ってください。