<あらすじ>
山本(本田大輔さん)に頼まれ、外科教授の今井(古川雄大さん)の許可なく、家に連れ帰ったりん(見上愛さん)。
しかし、山本は病院に戻ってきたところで倒れ、そのまま息を引き取った。
今井とりんは、病院長の多田(筒井道隆さん)らに報告する。
今井は「確かに自宅に帰宅したことが死亡の原因となった可能性はあります。ですが、そのせいで亡くなったとはいえません。私が主治医として言えるのは、山本さんが外出しようが病院にいようが、急変はありえる状態だったということです」と伝える。
「本当に申し訳ありませんでした」と謝るりんを、多田は制し、「謝るのはここまでにしてください。当院としての見解は主治医の今井先生の診断になります。大腸がんの末期で、切除部再発と腹膜播種による死亡です」と告げ、りんに通常勤務を命じた。
院長への報告を終えた今井とりん。
りんが、去っていく今井に声をかけようとすると、今井は振り向き「私はいつ何が起きてもおかしくなかったと事実を言ったまでだ」と告げる。そして、「君は医者の判断より患者の気持ちに従った。医療に携わる者として失格だ。命を助けることを何よりも優先せねばならない」と続けた。
言葉に詰まるりん。
その様子を見た今井は、一度まばたきし、視線をはずすと、再びりんを見つめた。「もし、私が患者なら命より重んじるものがあるという考えは否定しない。あるいは君が患者の友人ならわからなくもない。だが君は看護婦だ」とはっきり伝えて去っていった。
りんはは深く落ち込み、直美(上坂樹里さん)、美津(水野美紀さん)らも心配する。
病室で患者の脈をはかろうとするりん。手が震えてしまい、うまくできず――。