クマ撃退スプレー

クマ撃退スプレーの噴射距離は10メートルほどとされる場合が多い。一気に噴射して目や鼻などの粘膜に直撃させて撃退するものだ。

噴射実験に立ち会ったことがあるが、十分な威力をもって直撃させるには、3〜5メートル程度での噴射が望ましいと私は考えている。

とにかく冷静に素早く対処する。

すぐに取り出せる場所に常備し、ストッパーを外して噴射するまでの動作をあらかじめ練習しておくことが重要だ。

※本稿は、『日本のクマを追う 激動の自然環境を生きる、ヒグマとツキノワグマ』(山と溪谷社)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
ヒグマとツキノワグマ、どちらが怖い?<クマのリアル>を映す動物カメラマンが回答。「どちらも、相対するには常に危険がつきまとう」
笹やぶからガサガサと音がしてヒグマが現れた。10メートルの距離まで近づいてきたのでクマ撃退スプレーを構えると…
クマを理解するには<食べ物>を知ることから。夏は最も厳しい季節…クマは何を食べるのか?動物カメラマンが解説

日本のクマを追う 激動の自然環境を生きる、ヒグマとツキノワグマ』(著:二神慎之介/山と溪谷社)

クマによる人身被害が頻発する現代に、気鋭の動物カメラマンが捉えたクマたちのもうひとつのリアル!

激動する自然環境のなかを生きるクマたちの真の姿はどんなものなのか?