占いブームの背景
1959年、就業者に占める雇用者の割合が5割を超えます。それまでたとえば地方の農家に生まれたらあたりまえのように農業に従事していたけれど、都会に出てサラリーマンになり、家柄に関係なく出世コースに乗る人も出てきたはずです。
人生を左右する伴侶の選択もまた、それまでとは異なるかたちをとるようになります。45~49年は見合い結婚が5割を超え、恋愛結婚は2割程度でしたが、徐々に恋愛結婚の割合が増えていき、65~69年、ついにその割合が逆転します。
人生の選択肢が増えるに従って、迷いも増えるかもしれません。
また、どうしたら成功できるかなど、「運」への関心も高まるでしょう。そうした社会の変化が、占いブームの背景にあったと推測できます。
