「好き勝手」と「それぞれの人生を楽しむ」は違う

では、夫が1年間も登山の練習をしていたことを、トピ主さんに知らせなかった点についてはどうでしょうか。

(写真:stock.adobe.com)

「これは浮気とかヤキモチの話ではないと思います。この年齢まで一緒に暮らしてきた配偶者に対して、もう少し配慮があってもいいのでは」(ききみみ頭巾さん)という意見もありました。

一方、「キラキラして羨ましいと思うなら、低登山から一緒にやってみては」(どらこさん)と、トピ主さん自身が新しいことを始めるよう勧める声も。

「自己評価が低くても、何かに挑戦する姿は誰でも素敵」(むっちりもっちりさん)というコメントも寄せられました。

夫が外で生き生きと趣味を楽しむ一方、自分は家にこもりがちで、他の女性が輝いて見えてしまう――。今回の投稿には、夫への嫉妬だけではなく、自分自身へのもどかしさもにじんでいます。

夫婦それぞれの「楽しい」をどう尊重するのか、そして一緒に暮らす相手にどこまで配慮するのか。長く連れ添った夫婦ならではの難しさが表れている今回の投稿には、82件の反響が寄せられています(2026年9月16日)。

元『婦人公論』編集長 三木哲男さんのコメント
定年後の多くの主婦の悩みは、四六時中、夫が家にいて妻の時間を奪うことです。そう考えれば、自分の世界を持つこの夫は自立していて、むしろうらやましい存在かもしれません。とはいえ、妻の寂しさもわかります。夫に女性の友人がいることや、自分は参加しないアウトドアやスポーツを夫だけが楽しんでいることに、嫉妬するのも無理はないでしょう。だからこそ、夫の世界を気にするより、妻自身も新しい世界を広げてみてはどうでしょう。アウトドアが苦手でも、絵画や生け花、茶道、英会話など、楽しめることはたくさんあります。妻自身の世界が広がれば、夫の生活もそれほど気にならなくなるかもしれません。そして、老後を豊かに過ごすためにも、夫婦で楽しめることを見つけるのも大切です。それぞれが自分の世界を持ちながら、ときには一緒に楽しい時間を過ごす。それが、これからの夫婦関係を豊かにするのではないでしょうか。

みき・てつお 専門紙記者、フリーライターを経て中央公論新社に入社。『婦人公論』編集長を7年半務める。フジテレビ系列「ノンストップ!」ほかコメンテーターとしても活躍

【紹介した〈発言小町〉のトピはこちら】ゴルフを通じて夫に女友達ができました

ほかの「発言小町」注目トピを読む

【関連記事】
デート帰り、「値引き商品があるのに定価のお寿司を選んだ彼女」に彼氏が衝撃。「支払ってもらうなら配慮すべき」という主張に女性たちの反応は
「孫差別をするな」「次男の子と同じ回数、食事や旅行に連れて行け」長男から突きつけられた要求。60代母が次男一家にお金をかける理由は…
同居する「婿」に10年以上、無視され続けている60代女性。「空気以下の扱い」「孫にも避けられる」孤独な日々に「毎日が地獄、心が壊れそう」と訴え

読売新聞が運営する掲示板サイト。
生活全般の悩みや人間関係、恋愛、仕事、家庭問題などの話題(トピ)について、ユーザー同士が投稿・回答し合うコミュニティの場です。

『発言小町』はこちら