反対に、肌がごわついて硬くなっている場合は、夏の環境ストレスから肌を守ろうと角層が必要以上に厚くなり、ターンオーバーが乱れているサイン。
肌荒れの一つでもあるこの状態は、化粧水や美容液がなかなか浸透せず、肌表面に残って上すべりしたようになりがちです。放っておくと、防御機能が過剰になるがゆえ、弾力のない状態になって、深く大きなシワが刻まれやすいのが困りもの。
硬くなった角層をほぐしてしなやかに整える美容液を取り入れ、保湿力にすぐれた化粧水ですみずみまでうるおすのが肝心です。シートマスクやマッサージなどのスペシャルケアも、肌をほぐす効果が得られるでしょう。
大人の肌は、体と同様、バランスを正常に保つ恒常性が失われがち。そのため季節や環境の変化による影響を受けやすいことを自覚しておきたいものです。そんな大人の肌だからこそ、以前より丁寧なお手入れが欠かせません。脆弱になっている分、肌はケアに対し、とても素直に応えてくれます。
臓器の一つでもある肌を丈夫な状態に保つことは、心身の健康への近道にもなるはず。「もう齢だから仕方ない」と諦めないで、この先の人生をともに歩む肌と向き合うチャンスととらえましょう。
