『婦人公論』の料理連載「ヘルシーキッチン」9月8日号では、「大豆の力」を特集! 大豆の効能は、私たちにすっかりおなじみ。乾燥大豆の利用法も手の内にある……、などと思っていませんか。でも驚きの活用法、おいしくて意外なメニューはいろいろ。大豆の魅力の虜になっている松田美智子さんに習います(料理・スタイリング=松田美智子 撮影=竹浦康郎 構成=北村美香)
大豆、油揚げ、生姜の甘煮
懐かしい常備菜をちょっと小粋に。冷蔵庫で3〜4日保存できます
もどし時間 1時間
《材料(作りやすい分量)》
・大豆…1カップ
・油揚げ…2枚
・ごま油…大さじ1
・梅干し(果肉を叩く)…1個分
・生姜(みじん切り)…大さじ1
・赤唐辛子…1cm長さ
A
・三温糖…大さじ1
・水…1・1/2カップ
・酒…大さじ3
・薄口醤油…大さじ1
・いんげん…適量
《 作り方 》
(1) 大豆はさっと洗い、たっぷりの水に1時間浸ける。ざるにあげ、15分おく。油揚げは油抜きをせずに、みじん切りにする。
(2) 土鍋または厚手の鍋を弱火にかけ、(1)の油揚げを丁寧に炒めて油を出し、キッチンペーパーに取り、余分な油を除く。
(3) (2)の鍋の油を拭き、ごま油と梅干しを入れ、中火にかけて炒める。さらに生姜、種を取った赤唐辛子、(2)の油揚げ、(1)の大豆も加えて炒める。
(4) Aを上から順に(3)に加えて炒め、蓋をして15〜20分、大豆が好みの硬さになるまで煮て、薄口醤油で味を調える。赤唐辛子を除き器に盛り、塩ゆでして斜め薄切りにしたいんげんをあしらう。