<あらすじ>

珠(石橋静河)は家事と仕事の合間に小説を書き続けていた。

あるとき、珠は黒崎(遠藤憲一)に自分の書いた小説を読んでほしいと思い、仕事中に直接、黒崎に短編小説を渡すことに。黒崎は珠の突然の行動に驚くが…。

一方、珠と一緒に暮らしている保(金子大地)は、下宿先の大家・三好辰五郎(赤堀雅秋)とその娘・マキ(中村優子)から、「珠との関係が、恋仲に発展したのか」と問いただされて…。

後日、珠は店を訪れた黒崎から原稿を突き返される。

黒崎は「稚拙。つまらん。テーマがあいまいで絞り切れてない。テーマに対する君の立ち位置が不明瞭なんだ。是か非かいまひとつはっきりせん」と酷評。「どうせならもっと、腹ん中見せなさい」と語気を強めた。

さらに、「それができんならもうやめた方がいい」と伝える黒崎。それを聞いた珠は沈んだ表情に。

2人の会話を聞いていた山中が「注文いいかな?」と珠に話しかける。

珠は「読んでいただいてありがとうございました」と礼を伝えると、黒崎は、メニューを見ながら「うん、気が向いたらまた持ってくるといい」とつぶやいたのだった。

黒崎の言葉を聞いた山中は――。