『婦人公論』の取材に対し、現在の思いを告げた小出恵介さん(撮影:本社写真部)
2017年にスキャンダルが発覚し、公の場から姿を消していた俳優の小出恵介さん。騒動後初めて『婦人公論』10月13日号(9月23日発売)に登場、空白の3年間と芸能界復帰にかける思いを語った。同号掲載のインタビューの模様を紹介する。

「いろんなことがありすぎて、どこまで話したらいいか……。制約もありますし。でも、できる限り正直にお話ししたいと思います」

2017年6月、未成年女性との関係が週刊誌に報じられた小出さん。報道以来初めて、自身の言葉で事件について述べた。

女性とは週刊誌に掲載されたツーショット写真を撮った日が初対面で、「未成年という認識はまったくありませんでした」。「警察でも同じことを説明しましたが、強引に関係を持ったという事実は皆目ありません」と明かす。

2017年12月には不起訴となるが、「どういう形であれ、事件になって多くの人に迷惑をかけたことは紛れもない事実」とし、「世間のみなさまへも、今一度心よりお詫び申し上げたいです」と語った。

小出恵介さんのロングインタビューが掲載された、現在発売中の『婦人公論』10月13日号

週刊誌報道がきっかけで、小出さんは仕事のすべてを失った。掲載後しばらくは自宅を離れ、誰とも連絡を取らず、人目に触れないよう、息をひそめて生活していたという。

げっそりと痩せ細るほど過酷だった謹慎生活の実態や、両親への思い、事件に至るまでの私生活の変化などについて、ロングインタビューで赤裸々に語った。

2020年8月には、俳優としての復帰を発表。復帰第一作の映画『女たち』は21年公開と予定されている。

「自分が無傷のまま復活できるなんて思っていません。そこは覚悟していて、自分としてはもう、批判は受け止めるべきものだと思っています」

小出さんは今回、婦人公論10月13日号に掲載される連載「ジャーナリスト・中村竜太郎の会いたい人に会いに行く!」に登場。滞在先のアメリカから帰国した際、中村竜太郎氏のインタビューに答えた。記事は6ページにわたり掲載されている。

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