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本日12月27日の『情熱大陸』で「10年連続1位、日本一赤ちゃんが産まれる病院」として、熊本県熊本市の福田病院が取り上げられる。少子化の今、年間6000人もの赤ん坊が誕生する病院の実態は? (取材・文=亀山早苗)

赤ちゃんを産むのを幸せだと思わせてくれる

数年前、テレビで「日本でいちばん、たくさんの赤ちゃんが産まれている病院」として、熊本市のある産婦人科病院が紹介されていた。

その病院こそが熊本で有名な「福田病院」だったのだが、そのときの私はまったく知らなかった。番組では、妊産婦が過ごす部屋は全室広々とした個室であること、食事は熊本市内を一望できるきれいなレストランでとれること、などが紹介されていた。いわゆる病院食ではなく、一流のレストラン並みの豪華でおいしいものが提供されていて、退院前には、家族と一緒にフランス料理のフルコースを食べることもできるのだそう。しかも病院内には美容院やエステもあって、施術を受けられるとか。妊産婦さんたちの笑顔が印象的で、取材に答える医師の穏やかさも興味深かった。

病院であってもおいしく、楽しく。契約農家から届く野菜など、安心な食材で美味しいメニューを工夫している

入院したときに着用するものも完備しているので、極端な話をするなら、母子手帳と健康保険証だけあればお産ができるとのこと。しかも通常分娩であれば、それらが健康保険の出産一時金(42万円)でまかなえるというのだ。

本当なのだろうか。最初に思ったのはそのひと言だ。

早速、熊本の知人何人かに尋ねてみた。福田病院のことをテレビで見たのだが、地元の評判はどうなのだろうかと。すると、福田病院は県内でも非常に有名なこと、女性が赤ちゃんを産むのを本当に幸せだと思わせてくれる病院であること、そして、地元に根づいた歴史ある病院だということを教えてくれた。