俺に明るい未来なんてあるのかな――。

ドラマ化で話題、『死にたい夜にかぎって』のその後を描いた待望のエッセイ。

手痛い失恋、家族との確執、そして自らに起きた性の揺らぎを抱えながら、

人生の暗黒期を過ごしていた著者。孤独の中から救い出してくれたのは――。

人生のどん底を「なんとなく」乗り越え、夢を叶えるまでを描いた実話。

冒頭を一挙公開!

 

もはや僕は人間じゃない
もはや僕は人間じゃない
作者:爪切男
出版社:中央公論新社
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著者紹介

爪切男(つめ・きりお)
1979年生まれ。2014年『夫のちんぽが入らない』のこだま氏とユニットを組み、同人誌即売会・文学フリマに参加。2018年、webサイト「日刊SPA!」で驚異的なPVを誇った連載をまとめたエッセイ『死にたい夜にかぎって』でデビュー。自身の恋愛と苦い人生経験をポジティブに綴った本作はネットを中心に話題沸騰、20年に賀来賢人氏主演で連続ドラマ化した。本作『もはや僕は人間じゃない』はこの1年後を描いたエッセイである。