まだ撮影が始まって間もないので僕に語れることは多くありませんが、大河の五代には「意外とワイルドだなあ」という印象を抱いています。
特にオープニングのシーンについては、「これほど野性味あふれる、型にはまらないキャラクターとして描かれるのか。身も心もここまで解放していいんだ!?」とワクワクしました。僕自身「本当にいいんですか?」と尋ねてしまったくらいです(笑)。今思えば、まだ朝ドラに引きずられていたのかもしれません。
最初のリハーサルの段階で、いい意味ですべて吹っ飛ばされ、きれいなスタートを切ることができたと思います。
良い仕事をするには休息が必要だから
よく「健康維持のためにはオンとオフの切り替えが大切」と言われますが、僕はどうだろう……上手にできているのかなあ? 何しろ頼まれてもいないのに、《ひとりブラック企業》のように忙しいので(笑)。人間、ただのんびり休みさえすれば癒やされるのかというと、決してそうじゃないのが難しいところですよね。思い切り体を動かしていたほうが、メンタル的にリフレッシュできて休まるということもありますから。
僕の場合、リラックスの方法はその時々で違って、寝てしまうのが一番という時もあれば、キックボクシングでサンドバッグを蹴ったり殴ったりするのが効果的、という時もあります。体を動かした後に強制終了するイメージですね。そういう意味では、水風呂も有効です。水に浸かった瞬間は《ギュン!》とするけど、その後一気に緩んでリラックスできます。