イラスト◎bonbon
開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに!株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第24回は「持ち株がMBOされたら」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

「機会損失」を防ぎたい

前回、AOI TYO ホールディングスがMBO(Management Buyout/経営陣買収)を発表して、公開買付けをすることになったという話をしました(前回の記事はこちら)。今回はその続きで、私は具体的に何をしたかという話です。

まずネットで調べてみましたら、持ち株がMBOをされる場合の対応として3つありました。

①MBOの代理人証券会社に株を移して買い取ってもらう
②株式市場で売却する
③強制的に取得されるのを待つ

③を見たときは「なんだ。そのままにしていても良いのね」とホッとしたのですが、これを選んだ場合、上場廃止が完了して強制買い取りされて、現金が交付されるまで通常何ヵ月か掛かるらしく、その間「他の株が買えない」という欠点があります。それを投資プロの方は「機会損失」と言っていました。

たしかに、潤沢な資金があるわけではないし、どれくらい時間が掛かるかわからないまま寝かせ続けるのは気乗りしません。

それでは、②の「市場で売却」を選ぼう。通常の株取引と同じ売買手数料が掛かるけど、これが一番手っ取り早い。と、いったん「現物売」に入力しました、全部で540株。
するとなんということでしょう「売買単位が間違っています」と出たのです。
そう、売買単位は100株。でも、もともと私は「TYO」という会社の株を買っていて、その「TYO」と「Aoi pro.」が経営統合したのがAOI TYO ホールディングス、その際の株式移転でやむなく端数が生じているのです。