「すぐ近くに北条ゆかりの地があるという、すごくいい場所にオープンセットを建てていただき、いろいろ当時のことを想像しやすい、タイムスリップしたような気分で撮影できるのでとても助かっています」(小栗さん)
ロケでは、義時ら北条勢が、伊豆の平家方の館に攻めかかるシーンや、挙兵した源頼朝(演・大泉洋さん)の軍が、父・義朝の拠点だった鎌倉に入るシーンなどを収録していたという。
「戦のシーンも多く、今まで出演した大河ドラマの中で、今回が一番戦っているかもしれません。殺陣については、平安時代末期~鎌倉時代ということで、技術がどうこうというよりも、荒っぽく、坂東武者の荒々しさのようなものをテーマに演じているので、そこの部分はうまく出せていっているのではないかと思います」(小栗さん)
実際にロケ写真を見ると、装束に身を包む小栗さん、大泉さんの姿は当時の荒々しい武士そのもの。どのような映像になるのか、今から楽しみだ。