2015年、『徹子の部屋』に夫婦で出演。夫の中山雅史さんと(写真提供:生田さん)

交際期間は実家でデートを重ねて

生田 ご主人のどんなところに惹かれたんですか?

木佐 試合前の選手って、普通はピリピリしていますよね。でも彼はのんびり落ち着いていて、一人だけ空気感が違った。まずそこで「へえ~」と思って。その後、フジテレビの球団担当と一緒に食事をするうちに、お付き合いをするようになりました。スポーツ番組を担当する立場上、関係者に迷惑はかけられないので、付き合うなら結婚すると決めていましたね。

生田 相手が野球選手だと、デートするのも大変だったでしょう?

木佐 私の実家のリビングとキッチンが、デートコースの1つになっていました(笑)。親にも早いうちに紹介しておいたほうが、安心するかなと思って。

生田 私も交際を始める前、東京で最初に食事をしたのが実家でした。うちの両親と祖母と犬も一緒に(笑)。彼が1993年のサッカーワールドカップ最終予選の敗退、いわゆる〈ドーハの悲劇〉で有名人になってしまったので、外で食事をするのが難しかったんです。

木佐 そうだったんですか。あの年はJリーグも開幕して、注目度も高かったですしね。

生田 その後、母の「30歳までにはお嫁に行きなさい」という言葉もあり、結婚しました。両親は、私がいないところで夫にも話をしていたみたいですけど。(笑)