歩く力を持続させるには毎日歩くこと
そこでまずは、アキレス腱のばしからはじめましょう。さらに、アーチを保つための足指体操、脚の筋力をアップするトレーニングを。歩く際に重要なお尻の大殿筋、内ももの大内転筋、ふくらはぎのヒラメ筋も強化したいもの。
歩く力を持続させるには毎日歩くことです。足の状態や体力には個人差があるので、ご自分にとって「疲れすぎない」「痛くない」「続けられる」範囲を見つけましょう。
私は「足病医学」に着目し、足専門の総合病院を作りました。足の症状はさまざまで、診療科が異なります。タコは主に皮膚科で治療しますが、骨の変形が関係していることも。その場合、靴や足の使い方のクセを見直さないと、根本的な解決に至りません。ですから足を一つの臓器として捉え、皮膚、脂肪、筋肉、血管、神経、骨を複合的に見る必要があるのです。
年齢を重ねると、いろいろな問題が同時に起きやすくなります。痛みやしびれ、下肢静脈瘤、むくみなどは大事なサインですから、放置せず、医師に相談を。
\アキレス腱の硬さをチェック!/
まっすぐ立ち、片足を一歩後ろに下げます。前側の脚をゆっくりと曲げた時、後ろの脚のすねが10°以上倒せるか確認。両脚チェックを