しかも、いずれ介護も降りかかってきます。傷つくことがわかっていて今後も親の面倒をみるのか。もしくは思い切って手を引くのか、選択の必要があるかもしれません。
あえて他人行儀に「私はそうは思いません」
手を引く場合は、夫に協力してもらい、「自分たちの家もいろいろ大変なことが起こっていて、お義母さんのところまで手がまわらない状況なんです」と夫に言ってもらうのもひとつの策です。でもCさんの話には夫がまったく出てきません。存在が感じられないところを見ると、力になってはもらえないのかもしれません。
完全に手を引くのが難しいなら、距離をとりましょう。そのためには、まず言葉遣いを変えてみるのも手です。何か言われたら、あえて他人行儀に「私はそうは思いません」「ここまではできるけれど、これ以上はできません」と、毅然と言う。
たぶんお母さんは逆上して言葉のボディブローを繰り出すでしょうが、それは覚悟の上。心を強く持ってやってみましょう。