人間関係は「ものの言い方」「口に出す言葉」にかかっている

話す時の「言い方」ひとつで、相手が受ける印象は大きく変わってきます。

『人間関係で「疲れない心」に変わる言いかえのコツ(著:植西聰/講談社)』

言い方が悪いと、相手に悪い印象を与えることになるでしょう。おかしな話し方をすると、相手から反感を買ったり、嫌われたり、時には、大きな誤解を受けることになりかねません。

反対に、いい言い方をすると、それだけで相手から好かれます。話し方がいいと、相手は親近感を寄せてくれます。味方になってくれ、さまざまな支援を寄せてくれるようにもなるのです。

このように、たとえ同じ内容のことを言っても、言い方によって、相手の印象や反応は、ガラリと変わってくるのです。

そういう意味から言えば、人間関係がよくなるかどうかは「ものの言い方」「口に出す言葉」にかかっていると言えます。

だからこそ、日頃から、言い方、話し方、言葉の使い方などを学び、「ネガティブな言葉」を「ポジティブな言葉」に言いかえる技術を磨いておく必要があるのです。

今回の記事では、そんなポジティブ心理学の考え方を交えながら「ものの言い方」について解説していきます。