<この先、何が起こる? 老後年表【60代】編>
*年齢はあくまで目安です。遭遇する確率が高い年齢を選んでいますが、横手さんの相談者に多い傾向が反映されている場合もあります
*子どものいる同い年の夫婦、という家庭を想定しています
*子どものいる同い年の夫婦、という家庭を想定しています
【60代】
収入減の世代。気力体力があるうちにお金の対策を
《 60歳 》
定年退職を迎え、収入は半分に
→雇用延長で働き続けるも、年収は大幅減。支出のムダを洗い出し、これまでの2~3割は減らしたい。加入している保険がいまの年齢に見合った内容かチェック
→雇用延長で働き続けるも、年収は大幅減。支出のムダを洗い出し、これまでの2~3割は減らしたい。加入している保険がいまの年齢に見合った内容かチェック
《 63歳 》
自宅をリフォーム
→30代で購入した自宅に不具合が生じる。リフォーム詐欺などのトラブルにも気をつけたい
→30代で購入した自宅に不具合が生じる。リフォーム詐欺などのトラブルにも気をつけたい
>>落とし穴
初孫の誕生で出費増
→可愛さのあまり、ついあれこれと買ってしまう。7年後の小学校入学をはじめ、この先も孫への出費はかさみがち
→可愛さのあまり、ついあれこれと買ってしまう。7年後の小学校入学をはじめ、この先も孫への出費はかさみがち
《 65歳 》
65歳までの継続雇用が終わる
→退職金が入ると、気が大きくなって財布の紐が緩みやすい。2021年に高齢者雇用安定法が改正されたことで、70歳まで働けるように。再就職やパートなども含め、ひとまず68歳まで働くことを目指そう
→退職金が入ると、気が大きくなって財布の紐が緩みやすい。2021年に高齢者雇用安定法が改正されたことで、70歳まで働けるように。再就職やパートなども含め、ひとまず68歳まで働くことを目指そう
>>落とし穴
投資の勧誘にのり、資産を減らしてしまう
→銀行や証券会社から退職金を元手にした投資信託など、資産運用の勧誘が増える。結果的に資産を大きく減らすケースも
→銀行や証券会社から退職金を元手にした投資信託など、資産運用の勧誘が増える。結果的に資産を大きく減らすケースも
《 66歳 》
夫が体調を崩し、治療が必要に
→60歳を超えると男女ともにがん死亡率が上がり、65歳から特に男性の罹患率が上昇。平均治療額は年間約115万円(日本医療政策機構調べ。高額療養費制度を利用しない場合)
→60歳を超えると男女ともにがん死亡率が上がり、65歳から特に男性の罹患率が上昇。平均治療額は年間約115万円(日本医療政策機構調べ。高額療養費制度を利用しない場合)
《 68歳 》
リタイア生活へ。年金受給開始
>>落とし穴
趣味や旅行などの出費増
→自由な時間を楽しみたいという欲求から、必要以上にお金を使ってしまいがち。子どもの「離婚&子連れ出戻り」にも気をつけて
→自由な時間を楽しみたいという欲求から、必要以上にお金を使ってしまいがち。子どもの「離婚&子連れ出戻り」にも気をつけて
《 69歳 》
住み替えのラストチャンス
→住み替えは気力体力が充実している60代のうちに。ただし、戸建ての自宅を売却しても、古い家屋の売却価格はほぼ土地の価格。お金の計算は慎重に
→住み替えは気力体力が充実している60代のうちに。ただし、戸建ての自宅を売却しても、古い家屋の売却価格はほぼ土地の価格。お金の計算は慎重に