努力の甲斐あって髪は豊かなまま

「ブラシはシャンプー時の汚れ落とし用、朝起きて髪をとかす用、2万円で購入したツヤ出し用の高級豚毛ブラシとで使い分け。そしてプレシャンプー用のオイルで入浴時に頭皮と首・肩をマッサージし、血行を良くすることを習慣にしてきました。ささいなことですが、毎日続けていればあとあと差がつくのではと思って。50代になってからは、皮膚科で処方してもらった発毛剤のミノキシジルも塗布しています」

努力の甲斐あって、今もハルカさんの髪は豊かなまま。うねりもなくつややかな髪は、よく生徒さんにも褒められるという。そんな彼女の一番のお気に入りは、7万円で購入した遠赤外線ドライヤーだ。

「これを使うようになってから、格段に髪の手触りが良くなりました。髪を乾かし過ぎないところがいいですし、地肌をじんわりと温めるから血行も良くなる。髪と頭皮の健康にはバランスの取れた食生活や質のいい睡眠が基本ですが、毎日使う道具にこだわることも大切だと思います」とハルカさんは言う。

最近は、これらに加えて月に1~2回、スカルプケア専門のサロンで頭皮のお手入れをしてもらうようになったという。「プロの施術はやっぱり高い満足感を得られますね」と語るハルカさんの笑顔が印象的だった。


《ルポ》ハツラツな人のお金のかけ方
【1】ブラシ2万円、ドライヤー7万円。手間とお金で髪を維持する57歳
【2】月2のゴルフ、週1の乗馬で腰痛と肩こりから解放された59歳
【3】7万円ブレンダー製スムージーにアマニ油を。食にこだわる60歳
【4】快眠求め布団店巡り。30万円ベッドとニトリの枕に辿りついた50歳