47年目に突入した長寿番組『徹子の部屋』。22年2月3日の放送では関根勤さんが出演します! 関根さんは『徹子の部屋』のが始まった際、番組内のクイズコーナーのアシスタントとして、初日から約1年間にわたり出演していたというご縁も。当時、大学生だった関根さんも68歳。二人のお孫さんをとてもかわいがっている関根さんが、娘の麻里さんと自身の「孫育て論」を語った『婦人公論』2020年10月13日号の記事を再公開します。
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――韓国人歌手のKさんと結婚し、2児の母となった関根麻里さん。無類の孫好きを公言する父・関根勤さんと母の存在に助けられてはいるものの、ちょっと困っていることもあるそうで……(構成=上田恵子 撮影=本社写真部)
一晩寝たらまた会いたくなる
麻里 じぃじは普段、孫の面倒をよくみてくれているけど、もう67歳。やっぱり疲れるものだよね。
勤 遊んでいる時は、孫2人の笑顔を見ているだけで楽しいから何とも思わないなあ。家に帰って一息ついた途端、ドッと疲れを感じるけどね。散々遊んでおいて、家に着いた瞬間に寝る小学生と一緒。ただそれも一晩寝たら消えちゃって、すぐにまた会いたくなる。
麻里 私が小さかった頃もよく遊んでくれたけど、30代と60代の今では体力が違うでしょう。いつも全力で遊んでいるのを見ていると、腰や背中を痛めないかヒヤヒヤするよ。
勤 麻里の時と同じことやってるもんね。サーカスごっこをしたり、肩車して小走りしたり(笑)。長女はまだ4歳で、人間は歳をとると体が衰えるってことを知らないから、パパと遊ぶ時の勢いで僕にもドーンと向かってきて容赦ない。
麻里 じぃじがケガをしないか心配だから、ほどほどに。「ドゥドゥ、もっと!」とせがまれても、断っていいんだからね。
勤 僕は孫対策に、腹筋とスクワットをはじめたから大丈夫! おかげで、老け込まずにすんでるし。