【仲間とランチの店を決めるとき】
「どこでもいいよ」
⇒「中華以外がいいな」

食べたいものや苦手なものがあるのに「なんでもいい」と言うのは、気を使っているようで、実は他者に答えを委ねている状態。「中華以外」「和食がいい」など、自分の意見を具体的に伝えると〇

 

【友だちからの誘いを断るとき】
「本当は行きたいんだけど」
⇒「都合が悪くて行けないの」

はっきり断ると失礼かなと、「本当は行きたい」と一言加えてしまいがち。相手は「なら用事を調整して来ればいいのに」と、かえって気を悪くする場合も。断り文句はシンプルかつストレートに

【相手が悩みを抱えているとき】
「なんでも相談して」
⇒「〇〇でわからないことがあったら聞いてね」

「なんでも相談して」は便利な言葉ですが、社交辞令のようにも聞こえますし、幅が広すぎると相手は相談しづらい。たとえば「、親の施設入居」など、自分が相談に答えられる範囲を伝えるのがコツ

 

【相手の悩みを聞いているとき】
「わかる、わかる」
⇒「私も似た経験をしたから、わかる気がする」

つい口に出る「わかる」という言葉ですが、同感と共感は似て非なるもの。相手と自分の経験はまったく別物なので、一定の距離を置いた言い方が適切。また、「わかる。私もね……」と相手の話を横取りしないこと