「私にとって家族とのつながりはとても大切なもの。親子の共通点となっているのは『音楽』でしょうか」(撮影=洞澤佐智子)
2022年3月14日の『徹子の部屋』のゲストは歌手のAIさん。12年ぶりの登場となる今回の放送では、母としての顔などプライベートについても語ります。「婦人公論.jp」のインタビューでも家族について、また朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主題歌「アルデバラン」の制作秘話について語っていたAIさん。2022年2月24日の記事を再配信します。


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歌手のAIさんが2022年2月23日に4年ぶりのニューアルバム『DREAM』をリリース。収録曲には朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主題歌「アルデバラン」も含まれる。ラジオ英語講座を軸に、上白石萌音さん演じる「安子編」、深津絵里さん演じる「るい編」、川栄李奈さん演じる「ひなた編」と親子3代の人生が描かれる『カムカムエヴリバディ』。2014年に結婚し、二児の母でもあるAIさんが家族への思いを語ります(構成=丸山あかね 撮影=洞澤佐智子)

AIさんが『徹子の部屋』に出演「朝ドラ『カムカムエヴリバディ』主題歌は約10曲を制作した後、森山直太朗さんに作詞作曲を依頼。出来上がった曲は想像以上で」〈前編〉からつづく

両親と音楽でつながっている

ニューアルバム『DREAM』の中に「パパへ」という楽曲が収録されていますが、これまでに「ママへ」という歌も発表しています。私にとって家族とのつながりはとても大切なものです。

『カムカムエヴリバディ』で親子の共通項となっているのは「ラジオ英語講座」ですが、うちでいったら「音楽」でしょうか。パパは私が小さな頃は、よくギターを引きながらフォークソングを歌っていましたし、ママはダンサーなので音楽的なセンスが抜群なんです。

私は日本人の父と、日系人とイタリア人のハーフである母との間にアメリカのロサンゼルスで生まれました。私が2歳の頃に父の地元の鹿児島へ移住したのですが、ママは日本語も日本の文化もまったくわからない。

友達もいなかったのでパパが仕事から帰ってくるまで話し相手は幼い私だけ。毎日のように「寂しい」と、泣きながらロサンゼルスのおばあちゃんに電話していました。そんなママの心の支えになっていたのが、音楽。家の中には朝から晩まで洋楽が流れていて……。

そうすることで、故郷の空気を思い出していたのだと思います。おかげで私はたくさんの洋楽にふれることができました。