撮影:須藤夕子

 

「アイドルとして忙しくしていた時代、(AKB48の)メンバーとは『私たちって、なんだか生き急いでいるよね?』とよく話していました。常に走り続けていた私たちは、結婚のタイミングを計っていたら、どんどん先延ばしになってしまう気がして。だから結婚も、皆テンポ良く決めているのかもしれません」

2019年2月、3歳年下の一般男性と電撃結婚したことを発表した元AKB48の篠田麻里子さん。出会って2週間で結婚を決めたことから、「交際0日婚」と話題になった。それから4ヵ月、新婚の篠田さんが現在発売中の『婦人公論』7月9日号でロングインタビューに応じている。

周囲からは「大丈夫なの?」「そんなに急に決めなくても……」と心配された結婚。しかし、篠田さんは毅然と答える。

「要はその人と一生添い遂げる覚悟があるかどうか。覚悟を決めたなら期間なんて関係ないような気がするのです。何年つき合ったところで、ダメになる時はなりますからね。自分の中で大きかったのは、結婚したことで恋愛や結婚について考えなくてよくなったことです。覚悟を持って結婚すれば、他に気を散らさなくて済むので、仕事だけに集中できる。結婚は精神的にも安定しますし、効率の面でもいいのかなと思っています。(笑)」

篠田さんは、最近、舞台「刑事 雪平夏見」シリーズの最新作『殺してもいい命』で主役の雪平夏見刑事を好演した。雪平刑事はバツイチのシングルマザーで、 警視庁捜査一課に所属する検挙率ナンバーワンの刑事。ドラマ版で篠原涼子さんが演じたこともあるタフな役柄だ。自身の性格との共通点を聞くと、「『白か黒か』で判断して、その間にあるグレーを許せない」ところと答えた篠田さん。しかし結婚後、その価値観に少しずつ変化が訪れているという。

『婦人公論』2019年7月9日号

「私は、もともと感情をコントロールすることが苦手で、家族や友人など近しい人からは『一日の中に四季があるね』と言われるくらい、アップダウンの激しい気性の持ち主。(略)夫は、そんな私が一緒にいて唯一ラクだと思える相手です。私がワーッと何か言っても『そういう考え方もあるんだねえ』で終わってしまうため、ケンカにもなりません」

価値観の異なる夫との生活から、「私の常識が他の人の常識とは限らない」ということに気づいた篠田さん。「グレーゾーンでもいいんじゃない」と肩の力が抜けてから演技がより面白くなった。人間の複雑な心情をどう演じるのかを学んでいる最中だという。

軸足が定まった今、仕事に邁進する気力十分の女優・篠田麻里子に、目が離せない。

本誌ではデビューのいきさつやアイドル時代の「前のめりな」生き方、現在の健康習慣などについても語っている。


くわしくは、現在発売中の『婦人公論』でご覧ください

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