「もともと両親は、僕の芸能界入りに反対だったんです。大学卒業時に企業の内定を蹴って芸能活動をすると告げた際、母は号泣していました」

もうしばらく破天荒を貫きたい

もともと両親は、僕の芸能界入りに反対だったんです。大学卒業時に企業の内定を蹴って芸能活動をすると告げた際、母は号泣していました。それはそうですよね。安定した職に就けるように中学受験までさせた息子が、何が起こるかわからない芸能界を選んだわけですから。

今でも、内定先に就職した自分の姿を想像することがあります。ただ、10年も同じ会社で働いているイメージはなくて。興味のあることが出てきたときに、自分でやりたくなってしまうと思う。そう考えると、わりと早い段階で独立し、仲間と何か新しい事業を始めていたのではないでしょうか。

僕はきっと、ワクワク感が消えた途端に活動意義を見失うタイプなんです。だから常に茨の道と言いますか、「失敗するかもしれないよ?」という場所に身を置いて、あえてスリルを味わっているという自覚があります。(笑)

多くの選択肢があるなかで芸能の道を選んだことは、ポジティブに捉えています。大変なことはもちろんたくさんありますが、それ以上に楽しさを感じさせてもらっていますから。