親の気持ちを害さず、スムーズに片づけるには、どのようにしたらよいのでしょう。数千件の現場を経験した整理収納のプロが、ノウハウを伝授します。今回は、具体的な手段と、心しておきたい12のルールについて解説します。
ルール1
「キッチンの引き出し」から始める
スタートは、普段よく使う狭い場所がよいでしょう。片づけが短時間で済み、効果が実感しやすいからです。
おすすめは、キッチンの引き出し。親とキッチンに立ったときにさり気なく片づけを切り出しやすいですし、毎日開けるので、親は「一つ引き出しを片づけるだけで使いやすくなった」とすぐに快適さを感じることができます。
すると、次は2段目の引き出し、3段目……と、ほかの場所も片づけたくなってくるはずです。
ルール2
捨てたくない物は移動すればOK
引き出しなどから物を出したら、アイテムごとに主に3つに分けます。
(1) 捨ててもいい物
(2) 普段よく使う物や必要な物
(3) 使わないけれど捨てたくない物や判断がつかない物
基本的に、(1)は処分。(2)は今ある場所に収納してください。移動すると親は物の在りかがわからなくなってしまいますから。もし場所を変えるなら、親の目や手が届きやすく、簡単に出し入れできる場所に置くようにしましょう。
(3)は、使う物とは別の場所に移動します。整理した子ども部屋や納戸などに保管します。日常使う場所から物が減れば、使い勝手がよくなります。別に置き場があるのなら、無理して捨てる必要はありません。
(1) 捨ててもいい物
(2) 普段よく使う物や必要な物
(3) 使わないけれど捨てたくない物や判断がつかない物
基本的に、(1)は処分。(2)は今ある場所に収納してください。移動すると親は物の在りかがわからなくなってしまいますから。もし場所を変えるなら、親の目や手が届きやすく、簡単に出し入れできる場所に置くようにしましょう。
(3)は、使う物とは別の場所に移動します。整理した子ども部屋や納戸などに保管します。日常使う場所から物が減れば、使い勝手がよくなります。別に置き場があるのなら、無理して捨てる必要はありません。