~四季を感じて~ 花火ボンボンボーン盆 (作:田中達也)
ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックでも話題となった、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」で創り出された世界は、日本のみならず世界を魅了しています。Instagramのフォロワーは360万人以上。今回は『婦人公論』(8月号)にも掲載中、菊の花を大輪の花火に見立てた作品について。

~四季を感じて~花火ボンボンボーン盆

8月といえばお盆と花火大会。

ミニチュアの視点だと菊の花が大輪の花火に見立てられます。

古民家風の家を手前に配置して、実家に帰省したような懐かしい雰囲気を演出。

建物の中に灯りを入れて、暮らしを感じさせるようにしました。

ちなみに菊がお盆にお供えされるのは、日持ちが良く、枯れた際に散らかりにくいからだそう。

本当の花火はすぐに散ってしまいますが、菊の花であればずっと見ていられますね。

作品名は「花火ボンボンボーン盆」。盆と花火の音の「ボン」をかけています。