水は二種に分けて管理

さらにわが家の水は、備蓄分を消費して減った分だけ再び補充する「ローリングストック」扱いのものと、5年保存が可能な非常飲料水の二種に分けて管理しています。

先ほど記したものがローリングストック分で、家族それぞれのペットボトルをキッチンや廊下の物入れに入れるなどし、消費と補充を行っています。1人につき、残り10本くらいになったところでインターネットでの注文をし、絶えずそれ以下の数にならないように調整をしています。

一方、非常飲料水に関してはさらにペットボトルで70本ほどを、経口補水液ゼリー20個ほどと共に、ローリングストック分と別に2階の洋室で保管しています。

阿部さん宅に備蓄している非常飲料水(写真:著者)

以前はコンビニで売っているような、一般的なミネラルウォーターしかストックしていませんでしたが、長期保存できるものを加えることでより安心感を得られています。

災害が起きたあとに準備しようとしても、お店の在庫は食品を含めて一気に減り、手に入りにくくなります。慌てて買い求めるのは、いわゆる「買い占め」にも繋がってしまうので、普段から準備しておくのは大事だと思います。